カットハウスまめつか店長ブログ

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円形脱毛症の育毛剤としては、軟膏と乳液タイプの育毛剤が付けやすいです。
なぜなら液体は流れるけど軟膏や乳液は流れにくいからです。
円形部分はほぼ500円玉ほどの大きさなので軟膏や乳液の方が塗り込むというか刷り込むというか、
そういうイメージで付けると良いです。
頭頂部の円形脱毛症には液体の育毛剤でもいいです。付けやすいから。

でも、液体の育毛剤は塗布後しばらくすると蒸発しますが、乳液軟膏タイプの育毛剤は蒸発しにくく、
長い時間円形部分にとどまって効果を発揮すると私は考えます。

もし円形脱毛症でお悩みで育毛剤を使おうと思っている人は、ぜひ乳液や軟膏育毛剤を試してみてはいかがでしょうか？
  

円形脱毛症が進行しているのかを調べる方法があります。
それは抜けている所と髪が生えている所の境目の毛を引っ張ってみることです。
もしも円形脱毛症が進行しているなら痛みもなくスルっと簡単に抜けます。
逆に引っ張ってみて痛かったり髪が抜けにくい場合は進行が止まっていると考えられます。
この方法は円形脱毛症が自分で見えるところにある場合には有効ですが、
後頭部などの自分では見えない部分にある場合は第三者に試してもらうことになるいます。
ご家族、友達、パートナーなど気心の知れた方に頼んでみて下さい。
誰もいない場合は行きつけの理美容店で技術者の方にお願いしましょう。
進行してる場合は病院へ、進行が止まっているならそのままでも良いと私は思います。  

円形脱毛症は本人も気が付かないままいつの間にか出来ています。
お客さんの中にも、自分が円形脱毛症になっているのを気が付かない人がほとんどです。
鏡で見える部分に出来ていた場合は気が付くでしょうけど、
後頭部など鏡で見えないところなら見ることが出来ません。

私はお客さんが来店され、カットの最中に円形脱毛症を見つけてもあえて指摘しません。
それは前回も書いたように円形脱毛症の中には自然に治ることがあるからです。
へたに指摘してお客さんが気にし過ぎて、それがストレスになるとさらに悪化するかもしれません。

ただし、次に来店された時に回復に向かっていないようなら、そこで指摘します。
円形脱毛症がまだ進行しているか止まっているかの確認の方法はまた次回に書きます。
  

円形脱毛症になったお客さんがいました。
ここではＨ君としておきます。
Ｈ君は合計7つの円形脱毛症が出来たのです。
大きなものは直径3センチほどもありました。
しかも円形部分が重なって全体的にツルツルになってしまったのです。

本人に尋ねたらストレスなどは一切無いと言っていました。
その他、精神的な悩みなども心当たりがないという。

円形脱毛症が1個のお客さんならこれまでにたくさん見てきましたが、
7個となると私もひとごとではなく心配したのです。
なので皮膚科の受診を勧めました。
しかしＨ君は病院が嫌いなようで行かないと言って聞きませんでした。

Ｈ君の円形脱毛症が完全に完治するまで約2年ほどかかりました。
いまではすっかりフサフサの状態です。
Ｈ君になにか対策をしたの？と聞いてみたら「何にもしていない」とのこと。
つまり育毛剤も頭皮マッサージも高価なシャンプーに変えたりもしていないそうです。

まさに自然治癒力というものでしょうか？
このことからも円形脱毛症は自然と治る場合もあるといえるでしょう。
ただ、円形脱毛症が出来たら用心のために皮膚科に行かれることを私はすすめます。
  

抜け毛が増えたり地肌が透けて見えるようになるとほとんどの人が育毛剤を使い始めます。
少なくとも私の店のお客さんはそういう行動をとっています。
まぁ、育毛剤を使うのもひとつの方法ですが、それよりも大事なことがあります。
育毛剤を使う前にやって欲しいことは「薄毛になった原因を見つけること」です。
男性型脱毛症ＡＧＡの場合は男性ホルモンが関係しているため、クリニック・病院へ行くことになります。
でも、それ以外の場合は原因を見つけて対応することで薄毛になる期間を先まで伸ばすことができると私は思います。
例えば、よく風邪を引く人がいたとします。でも、手洗い、うがい、睡眠、栄養などを気をつけると風邪を引きにくくなると思うんです。
薄毛もそれと同じで、何も対策を施さなければどんどん薄毛になってしまいますが、対策をすることで薄毛になるのを少しでも先に延ばすことになると考えられます。
育毛剤を使う前に原因を見つけましょう。